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Jazz! We Get Request!
お気に入りのジャズの名曲CDを紹介します。初心者の方にもジャズを楽しめるように、その日に聴いた曲を中心に、自分も楽しみながら書いていきます。
スイングジャーナルの特集
先日オスカー・ピーターソンのアルバムを掲載しましたが、奇しくも「スイングジャーナル」の今月号の特集がピーターソンでした。以前、マイルスの「タイムアフタータイム」を紹介したすぐ後のスイングジャーナルがマイルス特集でした。
けして編集者とつるんでいるわけではありませんので。

特集でもわかりますが、オスカー・ピーターソンは容貌で損していますね、たぶん。ミュージシャンは、細くて繊細な感じの方が「天才」ぽくて、太り気味の人は胡散臭いというか、金儲けばかりしているような印象をもたれてしまうのが残念。人は見た目が9割らしいですからねえ、仕方ないか。

30年ほど前に、オスカー・ピーターソンをコケにする評論家がいました。
本職はある大学のセンセイでした。彼は前衛音楽を評価する新進気鋭の方で、歯に衣着せぬ話がうけました。伝統的な音楽、とりわけピーターソンはぼろくそ、わけのわからないフリージャズは持ち上げた。面白かったけど、何か違和感がありましたね。
やはり、本性がばれてしまった。ジャズそのものを知らなかった…。
ジャズスタンダードのような基本的なことを知らずに、自分の好き嫌いだけで評論をしていました。アマチュアならいざ知らず、大学のセンセイですからねえ。しかも、伝統を否定した。
あっという間に姿を消してしまいました。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

We Get Requests 〜 プリーズリクエスト

色合いをクリスマスっぽくしてみました

ピアノトリオのバイブルのようなアルバムです。
楽しく聴けて、スタンダードの勉強もできる。
左にエド・シグペンのドラム、右にレイ・ブラウンのベース、中央右よりにオスカー・ピーターソン。
オスカー・ピーターソンは、意外と敬遠されがちな気の毒なミュージシャンです。言ってみれば、当たり前のことを当たり前にごく自然にやっていますが、どうしてどうして。このスイング感を聴いて欲しいですね。若いやつらには負けないよ、と言っているようです。

原題は、このブログのタイトルにぱくらせてもらいました。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

キース・ジャレット のソロのお勧めはこれかな
■キース・ジャレット(p)
 ステアケース
 ECM


キースジャレットのソロコンサートには、5回ほど行きました。
そのうち、「サンベアコンサート」(名古屋)と「ダークインターバル」(東京サントリーホール)の2回が公式盤で出ています(これ、結構うれしい♪)。

数あるソロのうちでベストを選ぶとすると、80%くらいの方は「ケルンコンサート」でしょうね、間違いなく。
たしかに「ケルン」はすばらしい。キースの体調は今ひとつで、会場のピアノもひどいものだったにもかかわらず、あの集中力。そしてあの音。
音は、エンジニアの技術のたわものですで、レコード芸術の一つの頂点でしょう。
忘れもしない、ジャズ喫茶で初めて聴いた時、ハープ?チェンバロ?と勘違いしました。

で、私のベスト。
「ステアケース」です。ケルンのように、ドラマチックな盛り上がりはありません。全てが小曲で、音の数も少ないですが、ガラス細工のようにきらきら輝く演奏が聴けます。
「staircase part1〜3」はウォーミングアップ
次の4曲目、5曲目がお勧め。Hourglass Part1・2。まるで宝石箱のようです。





一作目のソロは「フェイシングユー」です。71年にキース・ジャレットがマイルス・デイヴィスのグループで、がんがんにオルガンやエレピを弾いていた時です。これが信じられない。あの激しい音楽の中から、なぜこんなに美しいソロが出てくるのか。謎かも。
〜マイルスとヨーロッパツアーに出かけた時の合間に録音しています。
 私は、この録音の2日前のマイルスグループのライブCD(ブート)を持っています。
 エレピでガンガン暴れています


エルトン・ジョンが来日しますね
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テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

ドラッグ? マイルスを読め
最近、ゲーノー人関係がクスリで捕まっています。まだそんなことやっているのかと呆れるばかりですが、ジャズの世界では50年代60年代はもう当たり前。その様子が、生々しくこの「マイルス・デイビス自叙伝」に書かれています(マイルスが口述したのをクインシー・トループがまとめた)。
すごいですよ、もう。
「ドラッグ」「おんな」「金」がキーワードで、自分の音楽を語っています。
読めば読むほどオドロキの連続です。
ジャズを聴く人聴かない人、関係なく読んで欲しい本です。いやあ、すごい。


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ポクポクとウェスのギターが聞こえる
■Wes Montgomery(g)
 ハーフノートのウェスモンゴメリー
 Verve


ウェス・モンゴメリーは、好きな人はメッチャ好き、そうでない人は見向きもしない。
音と奏法に特徴があります。ポクポクと乾いた音。
後期はコマーシャリズムに乗って、イージーリスニング的なアルバムを作ったことが、いわゆるマニアにそっぽを向かれた原因かもしれません。しかし、一聴ではイージーリスニングと思えますが、よく聴けばそれとは全く異質なことがわかります。マニアは頑固なんです。
このアルバムは、そのイージーリスニングではなく、むしろ熱い熱い演奏を繰り広げています。特にロック世代の方に聴いていただきたいアルバムです。ピアノのウィントン・ケリーもいつになく熱く絡んできます。
2枚ありますが、まずは青のvol.1からどうぞ。





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テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

グループサウンズ〜フォーク〜ニューミュージック
昔懐かしい、グループサウンズ〜フォーク〜ニューミュージック集のCDを買ってみました。
良い曲は残りますね。
特にGSの曲は、すぎやまこういち、浜口庫之介、筒美京平など、そうそうたる方たちが曲を提供しています。残って当然。今でも充分楽しめます。
「亜麻色の髪の乙女」はリバイバルヒットしていますし、「想い出の渚」はえんえんと歌い継がれています。

ジャズの曲も同じようなもので、良い曲や良い演奏は残る。それと重要なのは個性。オンリーワンであることですね。


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ぐずぐず天気を吹き飛ばす明快ピアノトリオ!
■アーティスト Eric Byrd(p)
  「The Eric Byrd Trio」
 レーベル Foxhaeven

EricByrd


これは良い。
タワレコで買いました。ウィントン・ケリーがお好きな方、絶対お勧めです。

黒人っぽいフィーリングを残しつつ、くどくなくて非常に明快。胸がすくような演奏です。
1曲目を聴けば、彼のピアノの虜になります。奴隷になります。何でも言って下さい、と言う感じ。
ワシントンで活躍しています。NYとはなんとなく雰囲気が違いますね。




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レイ・ブライアント は耳飾級ピアニスト
■ Ray Bryant Trio
  Prestige

1曲目、金の耳飾りGolden Earings」。ペギー・リーの歌で有名なナンバーです。
このピアニストは、派手なこととは無縁です。小品が得意なのですが、商業ベースに乗せられて、ちょっと違うかなと言う活動をしたりしました。オスカー・ピーターソンのように売りたかったのかもしれません。
野球で言えば、7番バッターです。ピーターソンは、堂々の5番打者。
首飾りのように主張するのではなく、耳飾のようにかわいらしく。

でも、このアルバムのこの曲は最高にすばらしい。キース・ジャレットも取り上げていますが、やはりこちらに分があります。
3、4曲目はオリジナル。スタンダードに比べてのびのびと演奏しています。

この頃のプレステッジのアルバムデザインは秀逸

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渋さ知らズ は渋くない
■ タイトル:渋星
  渋さ知らズオーケストラ
  レーベル:地底レコード


東京以外ではなかなかパフォーマンスが見られませんが、一度は生を体験いただきたいグループです。音楽は当然ながら、視覚的にも楽しませてくれます。
フリージャズは内省的なものと外に発散する対応の両極端に分かれますが、山下洋輔と同じく外に発散しまくるタイプです。宇宙に届かんばかりの演奏が、この1曲目の彼らの代表曲「Naadam」です。渋谷AXで聴いた時、このエネルギーにはぶっとびました。
楽器の並びと言うか構成が面白く、不破大輔を中心にごった煮のように楽器が並んでいます。位置もフリーなんでしょうか。メンバーも不動ではなく、一度参加したらみんな仲間と言う、非常にフリーなフォームです。
ロック・パンク・スカが好きな方、必聴です。
「乳房知らズ」と言うダンス隊も参加しています。もちろん、ライブのみ。

月に一度は聴きたくなります。


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菊地雅章のソロピアノの世界
■アーティスト 菊地雅章(きくち まさぶみ)

ソロピアノ2枚です。
彼のピアノは、緊張感と弛緩が交互にあらわれます。
聴いた後は、心地よい開放感とリラックスを感じます。

「After Hours」
最後に収録の「カーニバルの朝」。静謐な朝。
黒いオルフェのテーマです。こんな世界もあるのかと、この解釈には脱帽です。



こちらはずばりタイトルが「Love Song」。
上の作品よりも、ちょっぴり甘い。
どちらも大変質が高い作品ですので、まだお聴きになっていない方は、ぜひとも彼の世界を体験していただきたいです。

LOVE SONG

一度、ピアノフロアのような狭い会場で彼のソロを聴きました。100名も入らないような場所です。
空気が変わります。頭の芯まで突き刺さってきました。
アンコールがなんと「ブラームスの子守唄」。良かった…。




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