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Jazz! We Get Request!
お気に入りのジャズの名曲CDを紹介します。初心者の方にもジャズを楽しめるように、その日に聴いた曲を中心に、自分も楽しみながら書いていきます。
ジャズレコードのレーベルって?
ジャズって、レーベル(=ラベルですね、レコードのセンターに貼ってあるラベルのことです)で音の性格がはっきりしています。

老舗系
■Savoy
■BlueNote
■Prestige
■Riverside
■Contemporary


ヨーロッパ系
□ECM
□Enja
□SteepleChase


など、これはごく一部です。

次回、これらについて順次書いていきますね。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

渡辺貞夫 アフリカンソングの「マライカ」を聞いてくださいね
■アルバム名: 渡辺貞夫リサイタル
  レーベル East Wind



近所にアフリカの店ができました。
金曜と土曜の夜にライブがあります。楽器はドラムだけ。
ここで演奏してくれたのが、アフリカのフォークソング「マライカ」です。ケニアから来たかわいい女の子にいろいろ聞きましたが、マライカとは天使のことで、私の大事な人みたいな意味もこめたラブソングだそうです。
日本のジャズメンが、30年前に演奏していたんだよというと、びっくりしていました。

渡辺貞夫さんは、このレコード(CD)を出した頃はアフリカの音楽を中心に演奏していました。アルバム「ムバリ・アフリカ」は、全編がアフリカ音楽です。ライブでも、「ハランベ」など、すごく楽しくハッピーな雰囲気になったものです。

このリサイタルの「マライカ」は『歌』が入っていませんが、私はいまだに歌えます。アフリカ人もびっくり。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

ジャズメンたちの相関ジェネレーターはどう?
今話題の「相関図ジェネレーター」で、ジャズのグループ内での相関図を作ってみたいですね。

例えば、初期の山下トリオ。
 山下洋輔(p)
 中村誠一(ts)
 森山威男(ds)
 


サックスを
坂田明
に変えてみる

次にドラムを
 小山彰太
に変えるとか。


私は最後の山下・坂田・小山のトリオが好きですね。
森山威男の大ファンですが、このユニットとしては小山彰太のドラムに広がりを感じ、より自由な感じがあります。
緻密な森山は、どんどん地底に突き進んでもぐっていく感じ。
小山は、大地を駆け巡っている感じです。

はたして相性はいかに。
残念ながら、なかなかつながりません…


[ 続きはこちらです . . .]

テーマ:音楽界の相関ジェネレーターは? - ジャンル:音楽

ジャズはライブで
日本人プレーヤーが好きです。日本人のライブが好きです。

岡林信康さんも言っていますが、日本人のリズムはエンヤトット。
ジャズをやってもエンヤトットが根底にある。
 〜けして悪い意味ではないです
  気持ち良いんですよ、これが
もちろん、いつもこのリズムが流れているわけではありません。民謡的リズム感と言った方が良いかもしれません。

ほとんどの日本人プレーヤーは、生で聴くことができます。しかもチケットが安い。上手!早い(吉野家じゃないんだから)。

[ 続きはこちらです . . .]

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

AYLERの咆哮を聴け GHOSTS
■アルバム名: Spiritual Unity
           アルバート・アイラー
  レーベル : ESP


フリージャズと言うムーブメントは、起こりうるべきしておきたと言えます。
ジャズは元々自由で創造的な音楽です。

世界ではじめてジャズ評論をしたのは、スイス系フランス人の世界的指揮者のアンセルメで、ロンドンで生のジャズを聴いて「次の世代の音楽はこれだ」との評論を書いたそうです。かつてのクラシック音楽が持っていた自由さが、そこにあったのでしょう。

オーネット・コールマン、セシル・テイラー、エリック・ドルフィーなどは、自由な演奏をする人はたくさんいます。しかし、いきなりこれらの世界に飛び込むのは、ジャズが嫌いになる、いわゆる「ジャズは難しい」とする、一つのきっかけになる危険性があります。
「東京ミュージックジョイ」と言うイベントでセシル・テイラーを聴いたことがあります。実に気持ちが良い音楽でした。レコードやCDでは、肩を怒らせて眉間にしわの音楽と思っていたのですが、実際は非常にわかりやすいものでした。
どこから入るかでも違ってきますね。数学でも、微分積分から入れないですもんね。

まずはアルバート・アイラーの「GHOSTS」を聴きましょうか。どの盤でも結構ですが、ESPの、このサックスを吹いているシルエットのCDが良いと思います。牧歌的で激しい、やさしく強い、この中にはいろんなものが混在しています。混沌の中から自分で答えを引き出すのがフリージャズかもしれません。答えなんて無いかもしれないし。
フリージャズは暴力的だと言われることもありますが、彼は全く違います。

■未発表曲を集めた9枚組BOX「HOLY GHOST」が話題を集めました。真のファーストレコーディングである軍隊時代のマーチや、コルトレーンの葬儀で演奏した記録も入っています。聴き通すには、かなりの体力が必要です。
Ayler.jpg



[ 続きはこちらです . . .]

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

なんて悲しくて強い… El Pueblo Unido Jamas Sera Vencido 不屈の民
■アルバム AVANTE
      Giovanni Mirabassi(ジョバンニ・ミラバッシ)
      販売:澤野工房

AVANTE.jpg


  El Pueblo Unido Jamas Sera Vencido 不屈の民

先日、「ホテル ルワンダ」のDVDを見ました。
政治的な題材ですが、この映画が焦点を絞って徹底的に描いているのは、一人のホテルマンの行動です。市民が市民を殺しあう中で、少しでも仲間を助けようと奮闘努力する姿を素直に描いています。小さなきっかけからはじまり、多くの人たちの命が救われました。
1973年に、チリの社会主義政権であるアジェンデ大統領が倒されて、代わりに軍事政権が立ち、多くの左派の人たちが虐殺・拷問で命を落としています。このチリで第2の国歌といわれる曲が「El Pueblo Unido Jamas Sera Vencido」エル・プエブロ・ウニド・ハマス・セラ・ヴェニシド(不屈の民)です。
世界のどこかで虐殺は起こっています。今も昔も変わりません。

今回はソロを紹介します。ジョン・レノンの「IMAGINE」も入っているように、反戦歌を集めたソロアルバムです。音楽の力なんてたいしたことはないように見えても、それがやがて大きな力になって、世界から悲しいことが一つでも無くなれば良いですね。
トリオでのライブも出ています。どちらもすばらしい演奏です。また、アコーデオンを入れた異色のクァルテットでの演奏もあります。いまや、ミラバッシと言えば「不屈の民」となりました。
曲調は悲しいですが、その中に強さを秘めています。不屈の民とは、なんて悲しくて強いタイトルなんでしょう。

こちらが「LIVE!」アルバム




これらのアルバムを発掘して出してくれた澤野工房には感謝感謝です。


[ 続きはこちらです . . .]

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

レコードは…
ほとんどの方は、レコードなんて触ったことも無いと思います。
80年代の初めにCDに取って代わり、徐々に無くなっていきました。切り替わりは早かったですね。
「TOWER RECORD」のように、かつてのレコード屋はその名を変えるタイミングを失ったのか、CDしか無くても「レコード屋」と言っていました。
さすがに今は「CDショップ」でしょうか。

ジャズにとってレコードは重要です。なぜかと言うと、その音。
プレスによって音が違う。
Blue Noteが典型的です。日本では東芝やKINGなど、その販売権がコロコロと変わりました。これくらいのレーベルになると、メーカーの看板です。各社が音を競いました。
分厚い重量盤を出したり。マスターから再リミックスしたとか。まあ、CDも同じことをしていますね。レコードは、盤の質や厚み、プレス工程など、音が変わる要素が多くあるので、差が出やすい。中古市場でオリジナルが高いのは当然ですが、国内販売メーカーのプレス時期によっても値段が変わったりするのも当然ですね。

私も、友人の家でそれぞれが持っている同じレコードの聴き比べをしましたが、予想以上の差にたいへん驚きました。

1本の溝に限りない世界が入っています。
あるジャズ喫茶では、マイルス・デイヴィスがトランペットを吹きながら階段から降りてくるのがわかると言います。



[ 続きはこちらです . . .]

テーマ:本日のCD・レコード - ジャンル:音楽

Prelude in E minor 渋い渋い大人の香り 
■アルバム名 「Night Lights」
       ジェリー・マリガン(バリトンサックス)



ジャズとクラシック。
アフリカ系黒人の音楽から発したジャズと、ヨーロッパのサロンから発展したクラシック音楽との相性が良いのは、不思議と言えば不思議です。でも、実はジャズはどんな音楽とも相性ばっちり、門戸が広い音楽なんです。

「Prelude in E minor」
ショパンの前奏曲の一曲です。ショパンの前奏曲はメロディが良いですね。バファリン(だったかな)のCMで使われていて、ショパンの前奏曲とは知らずに聴いていたりします(この曲ではありません)。

FM東京系でオンエアされていた「アスペクトインジャズ」のテーマとして使われていました。深夜12時にこれが流れる。ちょっとした期待感。朴訥とした語り口で、「こんばんは、油井正一です」。くーっ、たまらん。
知らない人にとって、何が「期待感」で「くーっ」なのかわからないでしょうが、あまり情報が無い時代に、新たな何かを知るための重要な場がこの番組だったのです。今夜はなんだろうか、何か新しいものはあるだろうかと、わくわくしながらラジオを聴いたものです。
だから、この曲=油井正一さん。非常にリベラルでニュートラルなジャズ評をしてくれました。

ちなみに土曜の夜は「渡辺貞夫マイディアライフ」。東京銀座資生堂…。小林克也さんのナレーション。くーっ、たまらん。

曲の紹介を。
クラシックと言っても、構えなくても良いです。FMで聴いていた頃は、ショパンとは思いもよりませんでした。後にポリーニ(マウリツィオ)のショパン前奏曲集を買って驚いた。?そうだったの?と言う感じ。バリトンサックスです。
まさに都会の雰囲気、大人の雰囲気。そうそう、雰囲気一発なんですね、この曲。バリトンサックスの分厚い音に包み込まれて、心地よい空間ができています。夜、ネオンが消えた街の夜。


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テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

Time After Time  〜なんて美しいバラード
■アルバム名 「You're Under Arrest」
       Miles Davis(tp)


帝王マイルス・ディヴィス。
マイルスをおいてはジャズは語れませんし、マイルスを聞けばジャズの歴史の半分がわかると言っても過言ではありません。なんてったって、彼のグループに参加したミュージシャンを聴いていくだけで、ジャズの歴史のほとんどの部分をカバーできます。

電気楽器をいち早く取り入れ、バンド自体を自分の楽器にしてしまいました。
まずはオリジナルで発表されたアルバムから聴いてください。「Time After Time」。シンディ・ローパーの原曲に近いアレンジです。聴いたことがある方から、すんなりと入れるでしょう。
84年移行のライブでは必ず取り上げられ、彼のパフォーマンスとともに代表曲となりました。晩年の演奏ではムダを取り除いた完成形になっています。


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テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

Aqua Marine 〜ドキッとする美しさ
■アルバム名:Blow Up
       鈴木勲クァルテット
       レーベル:Three Blind Mice(TBM)
suzukiBU.jpg


さて、1曲目からいきましょう。、アクアマリーン。
ん?なんだこれ?難しい?これがジャズ?いやいや、まずは素直に聴いてください。

それぞれの楽器の音色が際立っています。エレクトリックピアノの美しさ。ドラムがメロディをたたき出しています。チェロのボウイング。荒々しく細やかに。
緊張感とドキッとする美しさ、色彩感。

これを気に入っていただければ、もうあなたはジャズのとりこですね。
よくわからない?大丈夫です。2曲目はすっかりご機嫌なリラックスムードです。
少なくてもどちらかは好きになるはず。できたらどちらも好きになって欲しいですけどね。

ジャズは録音が命です。
単純に良い悪いではなく、その空気感が録れているか。このレーベルの音は生々しい音です

。目の前に音の粒々がきて、はじけるようです。
CDよりもレコードはもっとすごい。粒どころか玉になって迫ってきます。音そのもの以上に、音楽もものすごいですが。


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テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

NYの香り〜50 ways to leave your lover 恋人と分かれる50の方法
■アルバム名 Line in Tokyo
 Brad Mehldau(piano solo)

meldo_solo.jpg

ライヴ・イン・トーキョー

ポール・サイモンの曲を取り上げています。1曲目のイントロに続いてこの曲が始まりますが、合わせて1曲です。

「恋人と別れる50の方法」。けしてふざけた曲ではありません。ご安心を。
彼は才能がほとばしると言うか、やりたいことがたくさんあるのでしょう。ともすれば何がなんだかわからない、とらえどころが無いこともありますが、この演奏ではピアノに向かって話をするようにやさしく一音一音奏でてくれます。
幸せのひとときです。

■東京すみだトリフォニーホールでのライブです。全編ソロピアノで、輸入版は1枚、国内盤は2枚組でした(私のは国内盤)。
ブラッド・メルドーのファンなら2枚組でしょうが、1枚でも良いような気がします。
■「Day is Done」では同曲をトリオで演奏しています。
こちらは、4分20秒以上経ってからやっとテーマが出てきます。待ちどおしい…。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

本田の暴れん坊ピアノ  !!サラームサラーム!!
■アルバム名「Salaam Salaam」
 本田竹曠(p)、Juni Booth(b)、Eric Gravatt(ds)
 レーベル名:East Wind



スタンダードだけがジャズでは無いぞ、と言う一曲。これぞジャズ!と言っても良いのかもしれません。

3曲目の「サラーム・サラーム」から聴いてください。LPではこの曲がB面全てでした。
ジャズはアフリカ系黒人の音楽から発したものと考えるのが一般的でしょう。ラグタイムからはじまって、100年でこんなに進化して回帰しました。魔術的な反復ピアノソロからドラム・ベースが絡んで、一気に盛り上がってきます。ロックでも何でも持ってこいと言う勢い。
本田竹広は、この頃はパーカッシブでどす黒い感じのピアノを弾いていました。メンバーともよくかみ合って、勢いよく曲を押し通します。3人とも組み合って負けていません。
終わると一息、ふう〜。



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テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

Mona Lisa
■アルバム名:「過ぎし夏の思い出」(THE THIGS WE DID LAST SUMMER)
       New York Trio (ビル・チャーラップ piano)
       レーベル:Venus Record


まずはピアノトリオのアルバムの中に入っている、ピアノソロを一曲。
ナット・キング・コールで有名なスタンダードです。こういうボーカル曲を演奏するスタイルが、ジャズには多くあります。このアルバムはNYで活躍するビル・チャーラップ・トリオで、制作は日本のレーベルの「VENUS」です。「歌う」曲を多く手がけているレーベルで、ジャケットの良さもあいまって良く売れています。

とにかく演奏を聴いてみてください。歌っているようです。美しいメロディ。ほっとします。ジャズ演奏家は、自分のオリジナリティを示したい挙句にわけがわからないアドリブをやりすぎる傾向にありますが、彼は忠実にメロディラインを残してくれます。これが逆に新鮮です。
こんなに良い曲を崩すなんてもってのほか、彼は良くわかっています。
次にトリオ演奏も聴いてみてください。他の曲もいわゆるスタンダードですから、ここで聴き慣れ親しむんでおくと、他のアルバムで聴いた時に比較ができ、この部分はこちらの演奏が良いなとか、だんだんのめりこむことになります。

ジャズの演奏スタイルはソロからビッグバンドまで多様ですが、まずはシンプルな編成から入ると良いと思います。ピアノトリオ、これにトランペット、あるいはサックス、ギターなどが一人が加わったクァルテット、この組み合わせが一番多いと思います。



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テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

ジャズは恐くない

ジャズを聴こうと思うけど、どこから聴けば良いかわからない…。


よく聞きます。たしかにとっつきにくいし、難しいと思うのもわかります。中には難解なものもありますからね。でも、大丈夫。全部が難しいわけでなく、意識していないだけでいつも聴いているのがジャズだったりします。


だれでも楽しめるものを中心に紹介します。音を文章で表現するのは大変ですが、何か興味を持ったら実際に聴いてみていただければと思います。けしてがっかりはしない(させない)と思います。


音楽のある生活を楽しみましょう。


 



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